北前船福山波止場

■概要・見所
(港湾)北海道開拓に必須の輸送用インフラ整備は大規模商港湾群の建設で、明治31年広井勇の小樽港北防波堤建設等である。それに先駆する技術として、鰊漁場の袋澗と松前港の北前船用波止場造成があった。北海道初の石積商港「福山波止場」は、松前町内の河口を利用、明治8年建設、2本の突堤は各70、90mで、平磯に松前城からの青石で完成。松前の貿易は飛躍し28年まで使用。平9年産業遺産活用で整備、町並み保存群と共働する。
北前船福山波止場の写真

●所在地 檜山郡江差町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆