雄別炭鉱跡

■概要・見所
(炭鉱)石炭産業は北海道開拓以来の中心産業で、埋蔵量は100億トン、道央の石狩炭田が中心だが、他に天北、釧路、留萌炭田等があった。道東の炭鉱は地場資本で成長した。炭田は広域で、西は浦幌町、東は厚岸町まで達する。阿寒町の雄別炭鉱は早くから専用鉄道を持ち、1924年三菱が鉄道を買収、雄別炭鉱になった。炭鉱は1万人が住み、選炭工場、商店街、学校他があった。現在は廃墟だが、「炭鉱と鉄道館」とも多くの遺産が残る。
雄別炭鉱跡の写真

●所在地 釧路市阿寒町
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆