黄渓幌別硫黄鉱山跡

■概要・見所
(鉱山)開拓以後、道内で開発が進められた非金属鉱山が硫黄鉱山である。火山国日本は世界的にも高需要の良質な硫黄の生産地である。戦後、原油排煙の脱硫技術で回収硫黄が可能になるまで、外貨獲得の柱だった。北海道は火山脈に恵まれ、恵山、川湯、知床、幌別等が日本有数の生産地だった。幌別と奥の黄渓に北海道硫黄の幌別銅硫黄鉱山があり、黄渓は1911年開鉱、16年産量日本ーとなり、山上に1千人が居住した。現在廃墟が残る。
黄渓幌別硫黄鉱山跡の写真

●所在地壮瞥町弁景
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆