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捕魚車(インディアン水車)
■概要・見所
(漁業)北海道庁は明治から養殖産業振興に取り組み、サケ・マスの人工孵化技術を導入するため、初代水産課長伊藤一隆を1886年、北米視察に派遣した。伊藤はコロンビア川で孵化場と捕魚車を見た。帰国した伊藤は88年に千歳川上流のウサクマイ村ルエンにサケの人工孵化場、96年に下流の現千歳駅近くに米国型捕魚車を設置、今日千歳市の観光名所。直径3m、幅1.5mの水車3ケ所の篭に親魚を掬う。100年現役使用の産業遺産。
●所在地
千歳市
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆