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茨戸川岡崎式単床ブロック遺構
■概要・見所
(河川土木)北海道の内陸開発には、鉄道他のほか河川改技術も必要だった。札幌農学校は1876年開校だが、87年にこの需要に応え工学科を新設し、初代教授が広井勇でその1期生に岡崎文吉がいた。彼は水理学を創始し、道第一の河川で水運で重要だが氾濫する石狩川の治水に尽力した。1910年に石狩川治水事務所開設で初代所長になり、護岸用に長さ60、15cm角のブロックを250万個の柔構造で成功した。茨戸川観音橋に遺構が残る。
●所在地
石狩市
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆