旧帝国製麻虻田工場遺産

■概要・見所
(工場)北海道の代表的農業に、今日姿を消した製麻業があった。麻製品は、消防ホ一ス、テ一ブル布等民需品のほか、軍用に帆布やロ一プ、軍服などが明治時代から多用された。道庁は殖産興業の中心に麻工業を位置付け、日本有数の生産量を誇った。北海道には明治から製麻会社の殆どが参入、日本2位の北海道製麻(帝国製麻)札幌工場ほか85工場が出来た。虻田町郷土資料館には60年代まで操業の帝国製麻虻田工場の製品の一部が展示される。
旧帝国製麻虻田工場遺産の写真

●所在地 虻田郡洞爺湖町(虻田町郷土資料館蔵)
●備考 [写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆
※平成18年3月27日の虻田町・洞爺村の合併により記載内容に変更のある場合があります。