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漁船用焼玉エンジン
■概要・見所
(機械)大正から大戦戦後にかけ漁業振興に貢献した漁船用機関に焼玉(ボリンダー)エンジンがある。「ポンポン蒸気」と愛称された。近代化の漁船の動力革命では、明治はガス機関、大正期に圧縮比が5対6の電気着火式、その後焼玉機関がスエーデンから導入され、高燃費、廉価の簡易ジーゼル(圧縮比10)で、60年代日本漁船5万隻中70%を占めた。釧路市博物館の実物は釧路内燃機械が52年に製作した2気筒40馬力漁船用で貴重遺産。
●所在地
釧路市(釧路市博物館蔵)
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆