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日本製鋼所「国産1号航空機エンジン・室0号」
■概要・見所
(機械)鉄の町、室蘭市には、新日本製鉄所、日本製鋼所などがあり道内有数の工業都市である。日本製鋼所は1907(明治40)年に設立した民間の兵器工場であり、1918(大正7年)に開発した航空機エンジンは日本最初の国産品である。このエンジンは「ドイツ製メルセデス・ダイムラーE6F型の改良型」であり、6気筒水冷100馬力、約200kg、当時の技術力を全て注いだもので技術レベルの高さの証と言える。
1999(平成11)年には室蘭市文化財に指定。
●所在地
現在は日本製鋼所本事務所玄関ロビーに展示。
●見学情報
※事前に申込(電話 0143-22-0143)があれば見学可能です。
●備考
[写真出典]北海道産業考古学会会長・山田大隆