7/31(水)、チ・カ・ホにて、平取町の文化的景観のキャンペーンをおこないました。
平取町で国の重要文化的景観に指定されている「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」を知っていただくためと、文化的景観をテーマとしてもっとまちを体験して知っていただく札幌からのシャトルバスツアーのご案内をしました。シャトルバスツアーは、これから続々と予定しておりますので、参加にご興味のあるかたはぜひこちらをご覧ください。
平取町は北海道一のトマトの生産地でもあり、アンケートにお答えいただいたみなさまには「びらとりトマト」をプレゼントいたしました。
同時開催の「二風谷民芸組合 展示即売」では、伝統的工芸品に選定された「二風谷イタ」「二風谷アットゥシ」のほか、さまざまな工芸品が展示&販売されていました。
店頭には、さまざまな大きさや種類、そして作家の手による「二風谷イタ」や、オヒョウニレの樹皮の繊維で伝統的な手法で織られた「二風谷アットゥシ」を衣服や財布、コースターなどにしたものの他、さまざまな工芸品が並べられていました。例えば、「チシポ」という針刺し、イケマという植物の根を入れた魔よけのお守り、アイヌ文様の刺繍がほどこされた様々なデザインのテーブルセンターやコースター、アイヌ文様のステッカー、針入れ付き糸巻きの「ケモヌイトサイエプ」、ブレスレットなど。
なお、二風谷民芸組合による展示販売は、8/6(火)にもチカホで予定されています。
・2013年7/31(水)平取町文化的景観キャンペーン:詳しくはこちらをご覧ください
平取町の文化的景観について:
平取町の「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」は、2007(平成19)年、全国で3番目に(北海道で唯一)重要文化的景観に選定されました。
文化的景観とは「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景勝地で我が国の国民の生活又は生業を理解のため欠くことのできないもの」のことで、その中でも特に重要なものが、『重要文化的景観』として選定されています。2013(平成25)年4月現在35件)
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