「広場」という言葉から浮かぶイメージは人それぞれかもしれません。昭和の半ば、町内の一角にあり、缶けりやビー玉、キャッチボールの舞台となった空き地は子どもたちにとっては大きな広場でした。祭りの時に催しが行われる駅前ロータリーも広場の一つかもしれません。
日本ではヨーロッパのように都市の中心部に人々が集う広場は発展してきませんでした。しかし近年、「交流」をキーワードに多様な空間ができてきています。人が集い、出会い、新しい文化やまちづくりが生まれる--そんな空間が、北海道の歴史を形成してきた土地に誕生しています。
新しい駅を中心にまちづくりが進められるエリア、まちのシンボルとなる建物の活用、市民が主体になって活動する文化施設など、新しい「広場」の動きをご紹介します。
北海道マガジン「カイ」vol.43 2019年春号
特集: まちの広場~土地の歴史と人の交わり
公開日:2019.4/24(水)より(毎週水曜日新しい記事を公開していきます)
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