さっぽろチャレンジオフィス(SCO)は、札幌商工会議所 札幌TMOが中心となって推進する「中心市街地活性化事業」の中で、都心部のビル空室の有効利用とにぎわいの創出を推進するために実施したパイロット事業として、2006年、株式会社ノーザンクロスが札幌中心部(北1条西5丁目)にあるビルの空室をリノベーションしてオフィス空間や設備等を整備、2012年3月まで運営をおこないました。個人事業主、起業家、SOHO、NPO等の事業や活動の支援の場としてオフィス運営を担いつつ、都心部で活動する人材や組織の交流・連携を促し、ビル空室のリノベーション事業のビジネスモデルを構築しました。
さっぽろチャレンジオフィス(SCO)は、ビル空室のリノベーション事業であるとともに、さまざまな業種・職種の方々が入居する「共同利用型オフィス」としての特徴を持ちます。私たちは、「共同利用型オフィス」としてさまざまな起業家の空間ニーズに応えられるように、個室ブースではS・MS・M・Lの4サイズを用意したほか、デスクのみ所有するオープンデスクタイプや、共有スペースを利用できるフリーアドレスデスクを設けました。オフィスには、平日9:00~17:00は当社所属のフロントスタッフが常駐し、オフィス宛の電話の取り次ぎや、来客時の案内を行いました。
ラウンジスペースは、同時にいくつかの打合せができる空間を設け、時には会員同士の交流の場としても活用されました。
ユニークなオフィスデザインが評価され、2010年度日経ニューオフィス賞では、「北海道ニューオフィス推進賞」「北海道経済産業局長賞」を受賞いたしました。[2010年度日経ニューオフィス賞サイト]
さっぽろチャレンジオフィス(SCO)